歌詳細

石麻呂に我物申す夏痩せに良しといふものそ鰻捕り喫せ〔めせの反なり〕

項目 内容
番号 16-3853
漢字本文(題詞) 嗤咲痩人歌二首
漢字本文 石麻呂尒吾物申夏痩尒吉跡云物曽武奈伎取食〔売世反也〕
読み下し文(題詞) 痩せたる人を嗤笑へる歌二首
読み下し文 石麻呂に我物申す夏痩せに良しといふものそ鰻捕り喫せ〔めせの反なり〕
訓み いしまろにわれものまをすなつやせによしといふものそむなぎとりめせ〔めせのはんなり〕
現代語訳 石麿に私は申し上げたい。夏痩によいという物ですよ。鰻をとって召し上がりなさい。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 有由縁
季節 なし
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持
詠み込まれた地名 不明 / 不明