歌詳細

かきつはた衣に摺り付けますらをの着襲ひ狩する月は来にけり

項目 内容
番号 17-3921
漢字本文 加吉都播多衣尒須里都氣麻須良雄乃服曽比獦須流月者伎尒家里
漢字本文(左注) 右、大伴宿祢家持作
読み下し文 かきつはた衣に摺り付けますらをの着襲ひ狩する月は来にけり
読み下し文(左注) 右は、大伴宿祢家持の作
訓み かきつはたきぬにすりつけますらをのきそひかりするつきはきにけり
現代語訳 杜若を衣に摺り染にして、大夫たちが着飾って狩をする月が、やって来たことだ。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第3期
部立 なし
季節
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持
詠み込まれた地名 大和平城京 / 奈良
関連地名 【故地名】奈良
【故地名読み】なら
【現在地名】奈良県奈良市
【故地説明】奈良市を中心に、東の春日・高円の連山・北の奈良山・西の生駒山に囲まれた奈良盆地北部の地。元明天皇和銅三(710)年以降70余年間、平城京のいとなまれた所。