歌詳細

ひぐらしの鳴きぬる時はをみなへし咲きたる野辺を行きつつ見べし

項目 内容
番号 17-3951
漢字本文 日晩之乃奈吉奴流登吉波乎美奈敝之佐伎多流野邊乎遊吉追都見倍之
漢字本文(左注) 右一首、大目秦忌寸八千嶋
読み下し文 ひぐらしの鳴きぬる時はをみなへし咲きたる野辺を行きつつ見べし
読み下し文(左注) 右の一首は、大目秦忌寸八千島
訓み ひぐらしのなきぬるときはをみなへしさきたるのへをゆきつつみべし
現代語訳 ひぐらしが切なく鳴く時は、女郎花の咲いている野辺を歩きながら、花を見るのがよいですね。
歌人 秦忌寸八千島 / はだのいみきやちしま
歌人別名 八千島
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節
補足 秦八千島/はたのやちしま/秦八千島
詠み込まれた地名 越中 / 富山