歌詳細

玉くしげ二上山に鳴く鳥の声の恋しき時は来にけり

項目 内容
番号 17-3987
漢字本文 多麻久之気敷多我美也麻尒鳴鳥能許恵乃孤悲思吉登岐波伎尒家里
漢字本文(左注) 右、三月卅日依興作之。大伴宿祢家持
読み下し文 玉くしげ二上山に鳴く鳥の声の恋しき時は来にけり
読み下し文(左注) 右は、三月三十日に、興に依りて作れり。大伴宿祢家持
訓み たまくしげふたがみやまになくとりのこゑのこひしきときはきにけり
現代語訳 玉匣の二上山に鳴く鳥の、声の慕わしい時が来たことだ。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持
詠み込まれた地名 越中 / 富山
関連地名 【故地名】二上山
【故地名読み】ふたがみやま
【現在地名】富山県高岡市
【故地説明】富山県高岡市と氷見市との間の二上山(259メートル)。山頂は高岡市。
【地名】二上山
【現在地名】奈良県葛城市(旧北葛城郡当麻町)の西にある山