歌詳細
項目 | 内容 |
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番号 | 巻17-3992 |
漢字本文 | 布勢能宇美能意枳都之良奈美安利我欲比伊夜登偲能波尒見都追思努播牟 |
漢字本文(左注) | 右、守大伴宿祢家持作之。[四月廿四日] |
読み下し文 | 布勢の海の沖つ白波あり通ひいや年のはに見つつしのはむ |
読み下し文(左注) | 右は、守大伴宿祢家持作れり。[四月二十四日] |
訓み | ふせのうみのおきつしらなみありがよひいやとしのはにみつつしのはむ |
現代語訳 | 布勢の海の沖の白波のようにいつも通いつづけ、年ごとに一層見つつ賞美しよう。 |
歌人 | 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち |
歌人別名 | 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち |
歌体 | 短歌 |
時代区分 | 第4期 |
部立 | なし |
季節 | 夏 |
補足 | 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持 |
詠み込まれた地名 | 越中 / 富山 |
関連地名 | 【故地名】布勢の海 【故地名読み】ふせのうみ 【現在地名】富山県氷見市 【故地説明】富山県氷見市の上田子・下田子・窪・神代・布施・十二町などの諸地でかつて囲まれていた湖水。いまわずかに帯状の十二町潟水郷公園にそのなごりをとどめる。 【地名】布勢の海 【現在地名】富山県氷見市南部にかつてあった湖水。 |