歌詳細

我なしとなわび我が背子ほととぎす鳴かむ五月は玉を貫かさね

項目 内容
番号 17-3997
漢字本文 安礼奈之等奈和備和我勢故保登等芸須奈可牟佐都奇波多麻乎奴香佐祢
漢字本文(左注) 右一首、守大伴宿祢家持和。
読み下し文 我なしとなわび我が背子ほととぎす鳴かむ五月は玉を貫かさね
読み下し文(左注) 右の一首は、守大伴宿祢家持和へたり。
訓み あれなしとなわびわがせこほととぎすなかむさつきはたまをぬかさね
現代語訳 私がいないからとて佗びしく思われるな、わが友よ。ほととぎすが来鳴く五月には、花橘を玉として緒に通してください。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持
詠み込まれた地名 越中 / 富山