歌詳細

立山に降り置ける雪を常夏に見れども飽かず神からならし

項目 内容
番号 17-4001
漢字本文 多知夜麻尒布里於家流由伎乎登己奈都尒見礼等母安可受加武賀良奈良之
読み下し文 立山に降り置ける雪を常夏に見れども飽かず神からならし
訓み たちやまにふりおけるゆきをとこなつにみれどもあかずかむからならし
現代語訳 立山に降り積った雪を夏中見ていても飽きない。神山の名にそむかないことよ。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持
詠み込まれた地名 越中 / 富山
関連地名 【故地名】立山
【故地名読み】たちやま
【現在地名】富山県中新川郡
【故地説明】富山県中新川郡の東南に連なる立山連峰。主峰大汝山(3015メートル)。
【地名】立山
【現在地名】立山連峰。主峰の大汝峰は富山県中新川郡にあり、高さ三〇一五メートル。万葉集に詠まれたそれはその北の剣岳(二九九八メートル)を中心とした一帯をさすか。