歌詳細

婦負川の早き瀬ごとに篝さし八十伴の緒は鵜川立ちけり

項目 内容
番号 17-4023
漢字本文(題詞) 見潜〓人作歌一首
漢字本文 売比河波能波夜伎瀬其等尒可我里佐之夜蘇登毛之乎波宇加波多知家里
読み下し文(題詞) 鵜を潜くる人を見て作れる歌一首
読み下し文 婦負川の早き瀬ごとに篝さし八十伴の緒は鵜川立ちけり
訓み めひがはのはやきせごとにかがりさしやそとものをはうかはたちけり
現代語訳 婦負川の急流の瀬ごとに篝火をたいて、多くの官人たちは鵜飼をしているよ。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持
詠み込まれた地名 越中 / 富山
関連地名 【故地名】婦負川
【故地名読み】めいがわ
【現在地名】富山県
【故地説明】婦負郡の山野を流れる川で、神通川の下流のことか。
【地名】婦負川
【現在地名】神通川の富山市北方での呼び名か。