歌詳細

ちはやぶる神の社し無かりせば春日の野辺に粟蒔かましを

項目 内容
番号 3-404
漢字本文(題詞) 娘子、報佐伯宿禰赤麻呂贈歌一首
漢字本文 千磐破神之社四無有世伐春日之野邊粟種益乎
読み下し文(題詞) 娘子の、佐伯宿禰赤麻呂の贈れるに報へたる歌一首
読み下し文 ちはやぶる神の社し無かりせば春日の野辺に粟蒔かましを
訓み ちはやぶるかみのやしろしなかりせばかすがののべにあはまかましを
現代語訳 あの、おそろしい神様の社がなかったら、春日野のほとりに粟を蒔きましょうものを。
歌人 娘子 (6) / をとめ
歌体 短歌
時代区分 不明
部立 譬喩(譬喩歌)
季節 なし
補足 娘子/をとめ/娘子
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】春日の野
【故地名読み】かすがのの
【現在地名】奈良県奈良市
【故地説明】奈良市街地東方の春日山の西麓一帯。
【地名】春日の野辺
【現在地名】奈良市街地東方の山野の辺り