歌詳細
項目 | 内容 |
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番号 | 巻18-4055 |
漢字本文 | 可敝流未能美知由可牟日波伊都婆多野佐可尒蘇泥布礼和礼乎事於毛波婆 |
漢字本文(左注) | 右二首、大伴宿祢家持 前件歌者、廿六日作之。 |
読み下し文 | 可敝流廻の道行かむ日は五幡の坂に袖振れ我をし思はば |
読み下し文(左注) | 右の二首は、大伴宿祢家持。 前の件の歌は、二十六日に作れり。 |
訓み | かへるみのみちゆかむひはいつばたのさかにそでふれわれをしおもはば |
現代語訳 | 帰の地の隈(くま)道を通ってゆく日は、五幡の坂で袖を振ってください。私を思ってくださるなら。 |
歌人 | 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち |
歌人別名 | 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち |
歌体 | 短歌 |
時代区分 | 第4期 |
部立 | なし |
季節 | 春 |
補足 | 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持 |
詠み込まれた地名 | 越中 / 富山 |
関連地名 | 【故地名】五幡の坂 【故地名読み】いつはたのさか 【現在地名】福井県 【故地説明】福井県敦賀市五幡と南条郡今庄町南今庄(旧帰)を結ぶ山越えの坂。 【故地名】帰 【故地名読み】かえる 【現在地名】福井県南条郡今庄町 【故地説明】福井県南条郡今庄町南今庄(旧帰)の地。式内鹿蒜神社がある。北陸道の古駅。→五幡の坂 【地名】可敝流廻:五幡の坂 【現在地名】福井県南条郡今庄町の一部。:福井県敦賀市五幡辺の坂。 |