歌詳細
項目 | 内容 |
---|---|
番号 | 巻18-4063 |
漢字本文(題詞) | 後追和橘歌二首 |
漢字本文 | 等許余物能己能多知婆奈能伊夜弖里尒和期大皇波伊麻毛見流其登 |
読み下し文(題詞) | 後に追ひて橘に和へたる歌二首 |
読み下し文 | 常世物この橘のいや照りにわご大君は今も見るごと |
訓み | とこよものこのたちばなのいやてりにわごおほきみはいまもみるごと |
現代語訳 | 常世のものだというこの橘のように一層輝きいませ。わが大君は今見ているように。 |
歌人 | 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち |
歌人別名 | 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち |
歌体 | 短歌 |
時代区分 | 第4期 |
部立 | なし |
季節 | なし |
補足 | 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持 |
詠み込まれた地名 | 不明 / 不明 |
関連地名 | 【故地名】常世 【故地名読み】とこよ 【故地説明】常住不変の国で、古代人の描いた理想郷。神仙思想が入るにおよんで不老不死の仙境の意に用いられ、遠い海の彼方にある国と想像された。生前・死後の世界・外国の意にも用いた。 |