歌詳細

卯の花の咲く月立ちぬほととぎす来鳴きとよめよ含みたりとも

項目 内容
番号 18-4066
漢字本文(題詞) 四月一日、掾久米朝臣廣縄之舘宴歌四首
漢字本文 宇能花能佐久都奇多知奴保等登芸須伎奈吉等与米余敷布美多里登母
漢字本文(左注) 右一首、守大伴宿祢家持作之
読み下し文(題詞) 四月一日に、掾久米朝臣広縄の館にして宴せる歌四首
読み下し文 卯の花の咲く月立ちぬほととぎす来鳴きとよめよ含みたりとも
読み下し文(左注) 右の一首は、守大伴宿祢家持作れり。
訓み うのはなのさくつきたちぬほととぎすきなきとよめよふふみたりとも
現代語訳 卯の花が咲く月になった。ほととぎすよ、やって来て鳴き声をひびかせてくれ。花はまだつぼみであろうとも。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持
詠み込まれた地名 越中 / 富山