歌詳細

春の苑紅にほふ桃の花下照る道に出で立つ少女

項目 内容
番号 19-4139
漢字本文(題詞) 天平勝寶二年三月一日之暮、眺矚春苑桃李花作二首
漢字本文 春苑紅尒保布桃花下照道尒出立𡢳嬬
読み下し文(題詞) 天平勝宝二年三月一日の暮に、春の苑の桃李の花を眺矚めて作れる二首
読み下し文 春の苑紅にほふ桃の花下照る道に出で立つ少女
訓み はるのそのくれなゐにほふもものはなしたでるみちにいでたつをとめ
現代語訳 春の苑に紅が照り映える。桃の花の下の輝く道に、現れ立つ乙女。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持
詠み込まれた地名 越中 / 富山