歌詳細

燕来る時になりぬと雁がねは本郷偲ひつつ雲隠り鳴く

項目 内容
番号 19-4144
漢字本文(題詞) 見歸鴈歌二首
漢字本文 燕来時尒成奴等鴈之鳴者本郷思都追雲隠喧
読み下し文(題詞) 帰る雁を見たる歌二首
読み下し文 燕来る時になりぬと雁がねは本郷偲ひつつ雲隠り鳴く
訓み つばめくるときになりぬとかりがねはくにしのひつつくもがくりなく
現代語訳 燕がくる時節になったとて、雁は本国をしのびつつ、雲の中に鳴いている。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持
詠み込まれた地名 越中 / 富山