歌詳細

ほととぎす今来鳴きそむあやめぐさかづらくまでに離るる日あらめや〔も・の・は、三つの辞を欠く〕

項目 内容
番号 19-4175
漢字本文(題詞) 詠霍公鳥二首
漢字本文 霍公鳥今来喧曽无菖浦可都良久麻泥尒加流〻日安良米也〔毛能波三箇辞闕之〕
読み下し文(題詞) 霍公鳥を詠める二首
読み下し文 ほととぎす今来鳴きそむあやめぐさかづらくまでに離るる日あらめや〔も・の・は、三つの辞を欠く〕
訓み ほととぎすいまきなきそむあやめぐさかづらくまでにかるるひあらめや〔も・の・は、みつのことをかく〕
現代語訳 霍公鳥は今こそ来て鳴きはじめた。菖蒲をかずらとする五月五日まで、飛び去る日がどうしてあろう。も・の・はの三つのことばを避ける。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節 なし
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持
詠み込まれた地名 越中 / 富山