歌詳細

豊国の鏡山の岩戸立て隠りにけらし待てど来まさず

項目 内容
番号 3-418
漢字本文 豊國乃鏡山之石戸立隠尒計良思雖待不来座
読み下し文 豊国の鏡山の岩戸立て隠りにけらし待てど来まさず
訓み とよくにのかがみのやまのいはとたてこもりにけらしまてどきまさず
現代語訳 豊国の鏡の山の岩戸を閉ざして隠ってしまったらしい。待っていてもいらっしゃらない。
歌人 手持女王 / たもちのおほきみ
歌体 短歌
時代区分 第2期
部立 挽歌
季節 なし
補足 手持女王/たもちのおほきみ/手持女王
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】鏡山
【故地名読み】かがみやま
【現在地名】福岡県田川郡香春町
【故地説明】福岡県田川郡香春町鏡山にある小山。神功皇后を祀る鏡山神社がある河内王の墓と伝える古墳は鏡山の西裾と東北方1キロの箒原にもあって不明。
【故地名】豊国
【故地名読み】とよくに
【故地説明】豊前と豊後の総称。福岡県東部と大分県の地。
【地名】豊国:鏡の山
【現在地名】福岡県東部と大分県全部に当る:福岡県田川郡香春町鏡山にある小山