歌詳細

鵜川立て取らさむ鮎のしが鰭は我にかき向け思ひし思はば

項目 内容
番号 19-4191
漢字本文 鸕河立取左牟安由能之我波多波吾等尒可伎无氣念之念婆
漢字本文(左注) 右、九日附使贈之
読み下し文 鵜川立て取らさむ鮎のしが鰭は我にかき向け思ひし思はば
読み下し文(左注) 右は、九日に使に付けて贈れり
訓み うかはたてとらさむあゆのしがはたはわれにかきむけおもひしおもはば
現代語訳 鵜飼をしてお取りになった鮎の、そのひれは送ってください。私のことを思ってくださるなら。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持
詠み込まれた地名 越中 / 富山