歌詳細
項目 | 内容 |
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番号 | 巻19-4200 |
漢字本文 | 多祜乃浦能底左倍尒保布藤奈美乎加射之氐将去不見人之為 |
漢字本文(左注) | 次官内蔵忌寸縄麻呂 |
読み下し文 | 多祜の浦の底さへにほふ藤波をかざして行かむ見ぬ人のため |
読み下し文(左注) | 次官内蔵忌寸縄麻呂 |
訓み | たこのうらのそこさへにほふふぢなみをかざしてゆかむみぬひとのため |
現代語訳 | 多祜の浦の底まで美しく輝く藤波を、髪に挿して行こう。この景色を見ない人のために。 |
歌人 | 内蔵忌寸縄麻呂 / くらのいみきなはまろ |
歌人別名 | 内蔵伊美吉縄麻呂 |
歌体 | 短歌 |
時代区分 | 第4期 |
部立 | なし |
季節 | 夏 |
補足 | 内蔵縄麻呂/うちのくらのなはまろ/内蔵縄麻呂 |
詠み込まれた地名 | 越中 / 富山 |
関連地名 | 【故地名】多祜の浦 【故地名読み】たこのうら 【現在地名】富山県氷見市 【故地説明】富山県氷見市上田子・下田子一帯の地。布勢の水海沿岸の地であった。→布勢 下田子の藤波神社には藤の古木が多い。 【地名】多祜の浦 【現在地名】富山県氷見市にかつてあった布勢水海の東南部の島の名か。 |