歌詳細

世の中の常なきことは知るらむを心尽くすなますらをにして

項目 内容
番号 19-4216
漢字本文 世間之无常事者知良牟乎情藎莫大夫尒之氐
漢字本文(左注) 右、大伴宿祢家持、弔聟南右大臣家藤原二郎之喪慈母患也
五月廿七日
読み下し文 世の中の常なきことは知るらむを心尽くすなますらをにして
読み下し文(左注) 右は、大伴宿祢家持、聟南右大臣家の藤原二郎が慈母を喪へる患を弔へり。
五月二十七日
訓み よのなかのつねなきことはしるらむをこころつくすなますらをにして
現代語訳 世間が無常だとは知っているでしょうものを。心を悩ましますな。大夫として。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持
詠み込まれた地名 越中 / 富山