歌詳細

この雪の消残る時にいざ行かな山橘の実の照るも見む

項目 内容
番号 19-4226
漢字本文(題詞) 雪日作歌一首
漢字本文 此雪之消遺時尒去来帰奈山橘之實光毛将見
漢字本文(左注) 右一首、十二月、大伴宿祢家持作之。
読み下し文(題詞) 雪の日に作れる歌一首
読み下し文 この雪の消残る時にいざ行かな山橘の実の照るも見む
読み下し文(左注) 右の一首は、十二月に、大伴宿祢家持作れり。
訓み このゆきのけのこるときにいざゆかなやまたちばなのみのてるもみむ
現代語訳 この雪がまだらに残る時に、さあ行こうではないか。山橘の実が輝くのも見よう。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持
詠み込まれた地名 越中 / 富山