歌詳細

青柳のほつ枝攀ぢ取りかづらくは君がやどにし千年寿くとそ

項目 内容
番号 19-4289
漢字本文(題詞) 二月十九日、於左大臣橘家宴、見攀折柳條歌一首
漢字本文 青柳乃保都枝与治等理可豆良久波君之屋戸尒之千年保久等曽
読み下し文(題詞) 二月十九日に、左大臣橘家の宴にして、攀ぢ折れる柳の条を見たる歌一首
読み下し文 青柳のほつ枝攀ぢ取りかづらくは君がやどにし千年寿くとそ
訓み あをやぎのほつえよぢとりかづらくはきみがやどにしちとせほくとそ
現代語訳 青柳の梢の枝を引き寄せ取って、蘰にするのは、わが君の家に千歳の寿を祝うとてです。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持
詠み込まれた地名 大和平城京 / 奈良