歌詳細

咲く花はうつろふ時ありあしひきの山菅の根し長くはありけり

項目 内容
番号 20-4484
漢字本文 佐久波奈波宇都呂布等伎安里安之比奇乃夜麻須我乃祢之奈我久波安利家里
漢字本文(左注) 右一首、大伴宿祢家持、悲怜物色變化作之也。
読み下し文 咲く花はうつろふ時ありあしひきの山菅の根し長くはありけり
読み下し文(左注) 右の一首は、大伴宿祢家持、物色の変化を悲怜びて作れり。
訓み さくはなはうつろふときありあしひきのやますがのねしながくはありけり
現代語訳 美しく咲く花は衰えてゆく時がある。あしひきの山中の菅の根こそ、長く変わらないことだ。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節 なし
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持
詠み込まれた地名 大和 / 奈良