歌詳細

人もなき空しき家は草枕旅にまさりて苦しかりけり

項目 内容
番号 3-451
漢字本文(題詞) 還入故郷家、即作歌三首
漢字本文 人毛奈吉空家者草枕旅尒益而辛苦有家里
読み下し文(題詞) 故郷の家に還り入りて、即ち来れる歌三首
読み下し文 人もなき空しき家は草枕旅にまさりて苦しかりけり
訓み ひともなきむなしきいへはくさまくらたびにまさりてくるしかりけり
現代語訳 妻もいない空しい家は、草を枕とする旅以上に苦しいことだ。
歌人 大伴宿禰旅人 / おほとものすくねたびと
歌人別名 師, 大納言, 大伴卿, 老, 大伴淡等, 大伴卿, 僕, 主人, 帥, 帥老, 大納言, 大納言卿, 大宰帥, 中納言, 後人, 卿 / そち, だいなごん
歌体 短歌
時代区分 第3期
部立 挽歌
季節 なし
補足 大伴旅人/おほとものたびと/大伴旅人【大宰帥大伴卿】
詠み込まれた地名 大和 / 奈良