歌詳細

朝鳥の哭のみし泣かむ吾妹子に今また更に逢ふよしを無み

項目 内容
番号 3-483
漢字本文 朝鳥之啼耳鳴六吾妹子尒今亦更逢因矣無
漢字本文(左注) 右三首、七月廿日高橋朝臣作歌也。名、字未審。但、云奉膳之男子焉。
読み下し文 朝鳥の哭のみし泣かむ吾妹子に今また更に逢ふよしを無み
読み下し文(左注) 右の三首は、七月二十日に高橋朝臣の作れる歌なり。名、字いまだ審らかならず。ただ、奉膳の男子といへり。
訓み あさとりのねのみしなかむわぎもこにいままたさらにあふよしをなみ
現代語訳 朝の鳥のように泣きに泣くことだろう。妻にこれから再び逢うすべもないので。
歌人 高橋朝臣 / たかはしのあそみ
歌人別名 奉膳之男子, 奉膳之男子 / かしはでのをのこ
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 挽歌
季節
補足 高橋朝臣/たかはしのあそみ/高橋
詠み込まれた地名 不明 / 不明