歌詳細

山の端にあぢ群騒き行くなれどわれはさぶしゑ君にしあらねば

項目 内容
番号 4-486
漢字本文(題詞) 反歌
漢字本文 山羽尒味村驂去奈礼騰吾者左夫思恵君二四不在者
読み下し文(題詞) 反歌
読み下し文 山の端にあぢ群騒き行くなれどわれはさぶしゑ君にしあらねば
訓み やまのはにあぢむらさわきゆくなれどわれはさぶしゑきみにしあらねば
現代語訳 山の端にあじ鴨の群が騒ぐように人々は行くのだが、私はさびしいことよ。君ではないから。
歌人 崗本天皇 / をかもとのすめらみこと
歌体 短歌
時代区分 第1期
部立 相聞歌
季節 なし
補足 斉明天皇/さいめいてんわう/斉明天皇【後岡本宮御宇天皇】
詠み込まれた地名 不明 / 不明