歌詳細

敷たへの枕ゆくくる涙にそ浮き寝をしける恋の繁きに

項目 内容
番号 4-507
漢字本文(題詞) 駿河婇女歌一首
漢字本文 敷細乃枕従久〻流涙二曽浮宿乎思家類恋乃繁尒
読み下し文(題詞) 駿河婇女の歌一首
読み下し文 敷たへの枕ゆくくる涙にそ浮き寝をしける恋の繁きに
訓み しきたへのまくらゆくくるなみだにそうきねをしけるこひのしげきに
現代語訳 やわらかな枕からこぼれおちる涙が溢れて、私は水に浮かんで寝ていることだ。恋の苦しさで。
歌人 駿河采女 / するがのうねめ
歌人別名 駿河采女
歌体 短歌
時代区分 不明
部立 相聞歌
季節 なし
補足 駿河采女/するがのうねめ/駿河婇女
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】駿河
【故地名読み】するが
【現在地名】静岡県
【故地説明】国名。静岡県の中央部。伊豆半島を除く、大井川以東の地。