歌詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 番号 | 巻4-535 |
| 漢字本文(題詞) | 反歌 |
| 漢字本文 | 敷細乃手枕不纏間置而年曽経来不相念者 |
| 漢字本文(左注) | 右、安貴王娶因幡八上釆女、係念極甚、愛情尤盛。於時勅断不敬之罪、退却本郷焉。 于是王意悼怛聊作此歌也。 |
| 読み下し文(題詞) | 反歌 |
| 読み下し文 | 敷たへの手枕まかず間置きて年そ経にける逢はなく思へば |
| 読み下し文(左注) | 右は、安貴王、因幡の八上采女を娶きて、係念極めて甚しく、愛情尤も盛りなりき。時に勅して不敬の罪に断め、本郷に退却らしむ。 ここに王、心を悼み怛びていささかこの歌を作れり。 |
| 訓み | しきたへのたまくらまかずあひだおきてとしそへにけるあはなくおもへば |
| 現代語訳 | やさしい手枕も交わさず離ればなれで年も経ってしまったことだ。逢わないことを思うと。 |
| 現代語訳(左注) | 右は安貴王が因幡の八上采女と契りを結び、思慕の念強く、愛する気持が盛んであった。ところが勅命によって不敬罪が定まり采女は故郷へ追放になった。そこで王が悲しみのあまり、この歌を作った。 |
| 歌人 | 安貴王 / あきのおほきみ |
| 歌体 | 短歌 |
| 時代区分 | 第3期 |
| 部立 | 相聞歌 |
| 季節 | なし |
| 補足 | 安貴王/あきのおほきみ/安貴王 |
| 詠み込まれた地名 | 不明 / 不明 |
| 関連地名 | 【故地名】因幡 【故地名読み】いなば 【現在地名】鳥取県 【故地説明】国名。鳥取県の東部の地。 【故地名】八上 【故地名読み】やかみ 【現在地名】鳥取県八頭郡 【故地説明】因幡国の郡名。鳥取県八頭郡の地。 |