歌詳細

川の上のつらつら椿つらつらに見れども飽かず巨勢の春野は

項目 内容
番号 1-56
漢字本文(題詞) 或本歌
漢字本文 河上乃列〻椿都良〻〻尒雖見安可受巨勢能春野者
漢字本文(左注) 右一首春日蔵首老
読み下し文(題詞) 或る本の歌
読み下し文 川の上のつらつら椿つらつらに見れども飽かず巨勢の春野は
読み下し文(左注) 右の一首は春日蔵首老
訓み かはのへのつらつらつばきつらつらにみれどもあかずこせのはるのは
現代語訳 川のほとりのつらつら椿はつらつらとーつくづく見ても飽きない。巨勢の春野は。
歌人 春日蔵首老 / かすがのくらのおびとおゆ
歌人別名 春日, 弁基, 弁基, 春日, 春日蔵 / かすが, べんき
歌体 短歌
時代区分 第2期
部立 雑歌
季節
補足 春日老/かすがのおゆ/春日蔵首老
詠み込まれた地名 紀伊 / 和歌山
関連地名 【故地名】巨勢の春野
【故地名読み】こせのはるの
【現在地名】奈良県御所市
【故地説明】巨勢の春の野の意。巨勢の野は南北に細長い峡谷の平地か。
【地名】巨勢
【現在地名】奈良県御所市古瀬の一帯