歌詳細
項目 | 内容 |
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番号 | 巻4-570 |
漢字本文 | 山跡邊君之立日乃近付者野立鹿毛動而曽鳴 |
漢字本文(左注) | 右二首、大典麻田連陽春 |
読み下し文 | 大和へに君が立つ日の近づけば野に立つ鹿もとよめてそ鳴く |
読み下し文(左注) | 右の二首は、大典麻田連陽春 |
訓み | やまとへにきみがたつひのちかづけばのにたつしかもとよめてそなく |
現代語訳 | 大和の方へ君が出発なさる日が近づくと、野に立つ鹿も悲しげに鳴きとよもします。 |
歌人 | 麻田連陽春 / あさだのむらじやす |
歌人別名 | 麻田陽春 |
歌体 | 短歌 |
時代区分 | 第3期 |
部立 | 相聞歌 |
季節 | なし |
補足 | 麻田陽春/あさだのやす/麻田陽春 |
詠み込まれた地名 | 筑前 / 福岡 |
関連地名 | 【故地名】大和 【故地名読み】やまと 【故地説明】(倭・日本)大和朝廷の勢力のおよんだ範囲をあらわす語で、奈良県天理市大和(大和神社がある)あたりの地方名から起こり、大和中央平原部、奈良県全体、近畿一帯から日本全国の総名へと発展したという。集中の歌は大和中央平原部・大和国(奈良県全体)・日本国の総名など種々に用いている。 【地名】大和 【現在地名】奈良 |