歌詳細

ぬばたまの黒髪変はり白けても痛き恋にはあふ時ありけり

項目 内容
番号 4-573
漢字本文 野干玉之黒髪変白髪手裳痛恋庭相時有来
読み下し文 ぬばたまの黒髪変はり白けても痛き恋にはあふ時ありけり
訓み ぬばたまのくろかみかはりしらけてもいたきこひにはあふときありけり
現代語訳 ぬばたまのような黒髪が白く変わっても、こんなにひどい恋の苦しさに逢う時があるのですね。
歌人 笠朝臣麻呂 / かさのあそみまろ
歌人別名 沙弥満誓, 満誓, 笠沙弥, 沙弥満誓, 造筑紫観音寺別当, 造筑紫観世音寺別当, 満誓沙弥 / さみのまんせい, まんせい
歌体 短歌
時代区分 第3期
部立 相聞歌
季節 なし
補足 笠麻呂/かさのまろ/笠麻呂【沙弥満誓】
詠み込まれた地名 不明 / 不明