歌詳細

いづくにか船泊てすらむ安礼の崎漕ぎたみ行きし棚無し小船

項目 内容
番号 1-58
漢字本文 何所尒可船泊為良武安礼乃埼榜多味行之棚無小舟
漢字本文(左注) 右一首高市連黒人
読み下し文 いづくにか船泊てすらむ安礼の崎漕ぎたみ行きし棚無し小船
読み下し文(左注) 右の一首は高市連黒人
訓み いづくにかふなはてすらむあれのさきこぎたみゆきしたななしをぶね
現代語訳 今はどこに船どまりしているだろう。安礼の崎をめぐって漕ぎ去っていった、あの棚無し小船は。
歌人 高市連黒人 / たけちのむらじくろひと
歌人別名 高市, 黒人, 高市 / たけち
歌体 短歌
時代区分 第2期
部立 雑歌
季節 なし
補足 高市黒人/たけちのくろひと/高市黒人
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】安礼の崎
【故地名読み】あれのさき
【故地説明】所在未詳。(1)愛知県豊川市御津町大字御馬字梅田の地、音羽川の旧河口の崎。(2)静岡県湖西市新居町の浜名湖西岸の出崎。(3)愛知県蒲郡市西浦町。
【地名】安礼の崎
【現在地名】所在未詳