歌詳細

相思はぬ人を思ふは大寺の餓鬼の後に額づくがごと

項目 内容
番号 4-608
漢字本文 不相念人乎思者大寺之餓鬼之後尒額衝如
読み下し文 相思はぬ人を思ふは大寺の餓鬼の後に額づくがごと
訓み あひおもはぬひとをおもふはおほてらのがきのしりへにぬかづくがごと
現代語訳 思ってもくれない人を思うなんて、大寺の役に立たぬ餓鬼像を、しかも後ろからひれ伏して拝むみたいなものです。
歌人 笠女郎 / かさのいらつめ
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 相聞歌
季節 なし
補足 笠郎女/かさのいらつめ/笠郎女
詠み込まれた地名 不明 / 不明