歌詳細

ますらをがさつ矢手狭み立ち向かひ射る的形は見るにさやけし

項目 内容
番号 1-61
漢字本文(題詞) 舎人娘子従駕作歌
漢字本文 大夫之得物矢手挿立向射流圓方波見尒清潔之
読み下し文(題詞) 舎人娘子の従駕にして作れる歌
読み下し文 ますらをがさつ矢手狭み立ち向かひ射る的形は見るにさやけし
訓み ますらをがさつやたばさみたちむかひいるまとかたはみるにさやけし
現代語訳 おおしい男子が矢を手に挟み、立ち向かい射る的ー円方の風光は、見るにすがすがしい。
歌人 舎人娘子 / とねりのをとめ
歌体 短歌
時代区分 第2期
部立 雑歌
季節 なし
補足 舎人娘子/とねりのをとめ/舎人娘子
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】円方
【故地名読み】まとかた
【現在地名】三重県松阪市
【故地説明】三重県松阪市の東部、東黒部町一帯の地。『逸文風土記』に「地形似的」とあり、地形により出た地名。
【地名】的形
【現在地名】三重県松阪市黒部町