歌詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 番号 | 巻4-625 |
| 漢字本文(題詞) | 高安王褁鮒贈娘子歌一首〔高安王者後賜姓大原真人氏〕 |
| 漢字本文 | 奥弊往邊去伊麻夜為妹吾漁有藻臥束鮒 |
| 読み下し文(題詞) | 高安王の褁める鮒を娘子に贈れる歌一首〔高安王は後に姓大原真人の氏を賜へり〕 |
| 読み下し文 | 沖辺行き辺を行き今や妹がためわが漁れる藻伏し束鮒 |
| 訓み | おきへゆきへをゆきいまやいもがためわがすなどれるもふしつかふな |
| 現代語訳 | 沖へ出たり岸べを歩いたりして、たった今あなたのためにつかまえて来た、藻に伏す小さな鮒ですよ。 |
| 歌人 | 高安王 / たかやすのおほきみ |
| 歌人別名 | 大原真人高安, 大原高安真人, 大原真人高安, 伊予国守 / おほはらのまひとたかやす |
| 歌体 | 短歌 |
| 時代区分 | 第４期 |
| 部立 | 相聞歌 |
| 季節 | なし |
| 補足 | 高安王/たかやすのおほきみ/高安王 |
| 詠み込まれた地名 | 不明 / 不明 |