歌詳細

千鳥鳴く佐保の川門の清き瀬を馬打ち渡しいつか通はむ

項目 内容
番号 4-715
漢字本文 千鳥鳴佐保乃河門之清瀬乎馬打和多思何時将通
読み下し文 千鳥鳴く佐保の川門の清き瀬を馬打ち渡しいつか通はむ
訓み ちどりなくさほのかはとのきよきせをうまうちわたしいつかかよはむ
現代語訳 千鳥の鳴く佐保川の渡しの清らかな瀬を、馬を渡して、私はいつ通うことだろう。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 相聞歌
季節 なし
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】佐保の川
【故地名読み】さほのかわ
【現在地名】奈良県奈良市
【故地説明】奈良市東方の春日山中より発し、北の山裾を迂回して、市街の北郊で吉城川をあわせ、佐保を西流し、法華寺の南で南流し、率川・能登川をあわせ、大和郡山を過ぎ、磯城郡川西町大字吐田で初瀬川に合して大和川を注ぐ川。
【地名】佐保の川門
【現在地名】奈良市春日山に発し若草山を北麓を回って佐保を西流し、法蓮寺の南で南流、大和郡山市を経て磯城郡川西町北吐田で初瀬川と合流、大和川に注ぐ川への下り口