歌詳細

玉藻刈る沖辺は漕がじ敷たへの枕のあたり忘れかねつも

項目 内容
番号 1-72
漢字本文 玉藻苅奥敞波不榜敷妙乃枕之邊忘可祢津藻
漢字本文(左注) 右一首式部卿藤原宇合
読み下し文 玉藻刈る沖辺は漕がじ敷たへの枕のあたり忘れかねつも
読み下し文(左注) 右の一首は式部卿藤原宇合
訓み たまもかるおきへはこがじしきたへのまくらのあたりわすれかねつも
現代語訳 玉藻を刈る沖遠くへは船を出すまい。敷たえの枕を交わした人が忘れられないものを。
歌人 藤原朝臣宇合 / ふぢはらのあそみうまかひ
歌人別名 宇合卿, 宇合卿, 藤原宇合, 藤原宇合卿, 藤原宇合大夫, 西海道節度使 / うまかひのまへつきみ
歌体 短歌
時代区分 第2期
部立 雑歌
季節 なし
補足 藤原宇合/ふぢはらのうまかひ/藤原宇合
詠み込まれた地名 摂津 / 大阪