歌詳細

ますらをの鞆の音すなりもののふの大臣楯立つらしも

項目 内容
番号 1-76
漢字本文(標目) 和銅元年戊申
漢字本文(題詞) 天皇御製
漢字本文 大夫之鞆乃音為奈利物部乃大臣楯立良思母
読み下し文(標目) 和銅元年戊申
読み下し文(題詞) 天皇の御製
読み下し文 ますらをの鞆の音すなりもののふの大臣楯立つらしも
訓み ますらをのとものおとすなりもののふのおほまへつきみたてたつらしも
現代語訳 勇士たちの鞆を弦がはじく音が聞こえて来る。もののふの大臣が今しも楯を立てているらしいよ。
歌人 元明天皇 / げんめいてんわう
歌人別名 阿閉皇女, 阿陪皇女, 天皇 / あへのひめみこ
歌体 短歌
時代区分 第2期
部立 雑歌
季節 なし
補足 元明天皇/げんめいてんわう/元明天皇【天皇】
詠み込まれた地名 不明 / 不明