歌詳細

妹が見し楝の花は散りぬべし我が泣く涙いまだ干なくに

項目 内容
番号 5-798
漢字本文 伊毛何美斯阿布知乃波那波知利奴倍斯和何那久那美多伊摩陀飛那久尒
読み下し文 妹が見し楝の花は散りぬべし我が泣く涙いまだ干なくに
訓み いもがみしあふちのはなはちりぬべしわがなくなみたいまだひなくに
現代語訳 妻の見た栴檀(せんだん)の木は落花のけはいを見せる。悲しみのわが涙もまだ乾かないのに。
歌人 山上臣憶良 / やまのうへのおみおくら
歌人別名 憶良, 良, 憶良, 憶良臣, 憶良大夫, 山上憶良, 山上憶良臣, 山上大夫, 山上, 良, 最々後人, 臣, 大夫 / おくら, ら
歌体 短歌
時代区分 第3期
部立 雑歌
季節
補足 山上憶良/やまのうへのおくら/山上憶良
詠み込まれた地名 筑前 / 福岡