歌詳細
項目 | 内容 |
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番号 | 巻1-81 |
漢字本文(題詞) | 和銅五年壬子夏四月、遣長田王于伊勢齊宮時、山邊御井作歌 |
漢字本文 | 山邊乃御井乎見我弖利神風乃伊勢処女等相見鶴鴨 |
読み下し文(題詞) | 和銅五年壬子の夏四月、長田王を伊勢の斎宮に遣はしし時に、山辺の御井にして作れる歌 |
読み下し文 | 山の辺の御井を見がてり神風の伊勢娘子ども相見つるかも |
訓み | やまのへのみゐをみがてりかむかぜのいせをとめどもあひみつるかも |
現代語訳 | 山の辺の聖水を見た、そのうえ神風の吹く伊勢の聖少女たちをも見たことだ。 |
歌人 | 長田王 / をさだのおほきみ |
歌体 | 短歌 |
時代区分 | 第3期 |
部立 | 雑歌 |
季節 | 夏 |
補足 | 長田王/をさだのおほきみ/長田王 |
詠み込まれた地名 | 不明 / 不明 |
関連地名 | 【故地名】伊勢 【故地名読み】いせ 【現在地名】三重県 【故地説明】国名。三重県の中央部から東北部にかけての地。 【故地名】伊勢の斎宮 【故地名読み】いせのいつきのみや 【現在地名】三重県多気郡明和町竹川 【故地説明】天皇の名代として伊勢神宮に奉仕する内親王の宮殿(内親王をさす場合もある)。その遺址は、三重県多気郡明和町竹川(松阪市の東南、近鉄斎宮駅の傍)にある。一説に伊勢神宮。 【故地名】山辺の御井 【故地名読み】やまのべのみい 【現在地名】三重県 【故地説明】所在未詳。 【地名】1伊勢 【現在地名】三重県の中央から東北部にかけての一帯 |