歌詳細

春さればまづ咲くやどの梅の花独り見つつや春日暮らさむ

項目 内容
番号 5-818
漢字本文 波流佐礼婆麻豆佐久耶登能烏梅能波奈比等利美都〻夜波流比久良佐武
漢字本文(左注) 筑前守山上大夫
読み下し文 春さればまづ咲くやどの梅の花独り見つつや春日暮らさむ
読み下し文(左注) 筑前守山上大夫
訓み はるさればまづさくやどのうめのはなひとりみつつやはるひくらさむ
現代語訳 春になると最初に咲くわが家の梅花、私一人で見つつ一日をすごすことなど、どうしてしようか。
歌人 山上臣憶良 / やまのうへのおみおくら
歌人別名 憶良, 良, 憶良, 憶良臣, 憶良大夫, 山上憶良, 山上憶良臣, 山上大夫, 山上, 良, 最々後人, 臣, 大夫 / おくら, ら
歌体 短歌
時代区分 第3期
部立 雑歌
季節
補足 山上憶良/やまのうへのおくら/山上憶良【山上大夫】
詠み込まれた地名 筑前 / 福岡
関連地名 【故地名】筑前
【故地名読み】つくしのみちのくち
【現在地名】福岡県
【故地説明】国名。福岡県中部から北西にかけての地。国庁址は大宰府都府楼址の西北1キロ余の大宰府市国分の国分寺址の南方といわれる。