歌詳細

世の中は恋繁しゑやかくしあらば梅の花にもならましものを

項目 内容
番号 5-819
漢字本文 余能奈可波古飛斯宜志恵夜加久之阿良婆烏梅能波奈尒母奈良麻之勿能怨
漢字本文(左注) 豊後守大伴大夫
読み下し文 世の中は恋繁しゑやかくしあらば梅の花にもならましものを
読み下し文(左注) 豊後守大伴大夫
訓み よのなかはこひしげしゑやかくしあらばうめのはなにもならましものを
現代語訳 世の中は恋に苦しむことが多いなあ。そうならいっそ梅の花にもなってしまいたいものを。
歌人 大伴大夫 / おほとものだいふ
歌体 短歌
時代区分 第3期
部立 雑歌
季節
補足 大伴三依/おほとものみより/大伴三依
詠み込まれた地名 筑前 / 福岡
関連地名 【故地名】豊後
【故地名読み】とよのみちのしり
【現在地名】大分県
【故地説明】国名。大分県のうち宇佐・下毛両郡を除いた地。