歌詳細

春されば木末隠りてうぐひすそ鳴きて去ぬなる梅が下枝に

項目 内容
番号 5-827
漢字本文 波流佐礼婆許奴礼我久礼弖宇具比須曽奈岐弖伊奴奈流烏梅我志豆延尒
漢字本文(左注) 小典山氏若麻呂
読み下し文 春されば木末隠りてうぐひすそ鳴きて去ぬなる梅が下枝に
読み下し文(左注) 小典山氏若麻呂
訓み はるさればこぬれかくりてうぐひすそなきていぬなるうめがしづえに
現代語訳 春になると梅の梢では姿も隠れてしまって、鴬は、鳴き移るようだ、下枝の方に。
歌人 山口忌寸若麻呂 / やまぐちのいみきわかまろ
歌人別名 山氏若麻呂, 山氏若麻呂 / さんしのわかまろ
歌体 短歌
時代区分 第3期
部立 雑歌
季節
補足 山口若麻呂/やまぐちのわかまろ/山口若麻呂【山氏若麻呂】
詠み込まれた地名 筑前 / 福岡