歌詳細
項目 | 内容 |
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番号 | 巻1-83 |
漢字本文 | 海底奥津白浪立田山何時鹿越奈武妹之當見武 |
漢字本文(左注) | 右二首今案、不似御井所作。若疑當時誦之古歌歟。 |
読み下し文 | 海の底奥つ白波竜田山いつか越えなむ妹があたり見む |
読み下し文(左注) | 右の二首は今案ふるに、御井にして作れるに似ず。けだしその時誦する古歌か。 |
訓み | わたのそこおきつしらなみたつたやまいつかこえなむいもがあたりみむ |
現代語訳 | 海の底の奥深くから白波の立つー竜田山を越えるのはいつか。早く妹の家のあたりを見たい。 |
歌人 | 長田王 / をさだのおほきみ |
歌体 | 短歌 |
時代区分 | 第3期 |
部立 | 雑歌 |
季節 | 夏 |
補足 | 長田王/をさだのおほきみ/長田王 |
詠み込まれた地名 | 不明 / 不明 |
関連地名 | 【故地名】龍田山 【故地名読み】たつたやま 【現在地名】奈良県生駒郡三郷町 【故地説明】三郷町の西方、生駒の山脈の南部、信貴山の南端、大阪府柏原市にまたがる山地。 【地名】竜田山 【現在地名】奈良県生駒郡三郷町立野の竜田本宮西方の山 |