歌詳細

春なればうべも咲きたる梅の花君を思ふと夜眠も寝なくに

項目 内容
番号 5-831
漢字本文 波流奈例婆宇倍母佐枳多流烏梅能波奈岐美乎於母布得用伊母祢奈久尒
漢字本文(左注) 壱岐守板氏安麻呂
読み下し文 春なればうべも咲きたる梅の花君を思ふと夜眠も寝なくに
読み下し文(左注) 壱岐守板氏安麻呂
訓み はるなればうべもさきたるうめのはなきみをおもふとよいもねなくに
現代語訳 春になったとて、まことによく咲いた梅の花よ。あなたを思うと夜も寝られないものを。
歌人 板氏安麻呂 / はんしのやすまろ
歌体 短歌
時代区分 第3期
部立 雑歌
季節
補足 板氏安麻呂/ばんじのやすまろ/板持安麻呂
詠み込まれた地名 筑前 / 福岡
関連地名 【故地名】壱岐
【故地名読み】いき
【現在地名】長崎県
【故地説明】国名。長崎県の壱岐島。