歌詳細

春の野に霧立ち渡り降る雪と人の見るまで梅の花散る

項目 内容
番号 5-839
漢字本文 波流能努尒紀理多知和多利布流由岐得比得能美流麻提烏梅能波奈知流
漢字本文(左注) 筑前目田氏真上
読み下し文 春の野に霧立ち渡り降る雪と人の見るまで梅の花散る
読み下し文(左注) 筑前目田氏真上
訓み はるののにきりたちわたりふるゆきとひとのみるまでうめのはなちる
現代語訳 春の野を一面に曇らせて降る雪かと人が見るほどに、梅の花が散ることよ。
歌人 田氏真上 / でんしのまかみ
歌体 短歌
時代区分 第3期
部立 雑歌
季節
補足 田氏真上/でんしのまかみ/田中
詠み込まれた地名 筑前 / 福岡
関連地名 【故地名】筑前
【故地名読み】つくしのみちのくち
【現在地名】福岡県
【故地説明】国名。福岡県中部から北西にかけての地。国庁址は大宰府都府楼址の西北1キロ余の大宰府市国分の国分寺址の南方といわれる。