歌詳細
項目 | 内容 |
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番号 | 巻5-845 |
漢字本文 | 宇具比須能麻知迦弖尒勢斯宇米我波奈知良須阿利許曽意母布故我多米 |
漢字本文(左注) | 筑前掾門氏石足 |
読み下し文 | うぐひすの待ちかてにせし梅が花散らずありこそ思ふ児がため |
読み下し文(左注) | 筑前掾門氏石足 |
訓み | うぐひすのまちかてにせしうめがはなちらずありこそおもふこがため |
現代語訳 | 鴬が開花を待ちかねていた梅の花よ、ずっと散らずにあってほしい。恋い慕う子らのために。 |
歌人 | 門部連石足 / かどべのむらじいはたり |
歌人別名 | 門氏石足, 門氏石足 / もんしのいはたり |
歌体 | 短歌 |
時代区分 | 第3期 |
部立 | 雑歌 |
季節 | 春 |
補足 | 門部石足/かどべのいそたり/門部石足【門氏石足】 |
詠み込まれた地名 | 筑前 / 福岡 |
関連地名 | 【故地名】筑前 【故地名読み】つくしのみちのくち 【現在地名】福岡県 【故地説明】国名。福岡県中部から北西にかけての地。国庁址は大宰府都府楼址の西北1キロ余の大宰府市国分の国分寺址の南方といわれる。 |