歌詳細
項目 | 内容 |
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番号 | 巻6-918 |
漢字本文(題詞) | 反歌二首 |
漢字本文 | 奥嶋荒礒之玉藻潮干満伊隠去者所念武香聞 |
読み下し文(題詞) | 反歌二首 |
読み下し文 | 沖つ島荒磯の玉藻潮干満ちい隠り行かば思ほえむかも |
訓み | おきつしまありそのたまもしほひみちいかくりゆかばおもほえむかも |
現代語訳 | 沖の島の荒磯の美しい藻が潮干に波が満ちて隠れていったならば、思われてならないことだろう。 |
歌人 | 山部宿禰赤人 / やまべのすくねあかひと |
歌人別名 | 山部宿禰明人 |
歌体 | 短歌 |
時代区分 | 第3期 |
部立 | 雑歌 |
季節 | 冬 |
補足 | 山部赤人/やまべのあかひと/山部赤人【山部宿祢赤人】 |
詠み込まれた地名 | 紀伊 / 和歌山 |
関連地名 | 【故地名】沖つ島 【故地名読み】おきつしま 【現在地名】和歌山県和歌山市 【故地説明】→玉津島(和歌山市和歌浦の玉津島神社の背後の奠供山をはじめ、妹背山・境山・雲蓋山・妙見山・船頭山などと今日呼ぶ丘陵が海中の島であった頃の称) 【地名】沖つ島 【現在地名】和歌山市内の南部の、雑賀野の離宮から眼前に見えた島々 |