歌詳細

み吉野の象山のまの木末にはここだも騒く鳥の声かも

項目 内容
番号 6-924
漢字本文(題詞) 反歌二首
漢字本文 三吉野乃象山際乃木末尒波幾許毛散和口鳥之聲可聞
読み下し文(題詞) 反歌二首
読み下し文 み吉野の象山のまの木末にはここだも騒く鳥の声かも
訓み みよしののきさやまのまのこぬれにはここだもさわくとりのこゑかも
現代語訳 み吉野の象山の辺りの枝の先には、多くさえずり合う鳥の声が響く。
歌人 山部宿禰赤人 / やまべのすくねあかひと
歌人別名 山部宿禰明人
歌体 短歌
時代区分 第3期
部立 雑歌
季節 なし
補足 山部赤人/やまべのあかひと/山部赤人【山部宿祢赤人】
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】象山
【故地名読み】きさやま
【現在地名】奈良県吉野郡吉野町
【故地説明】喜佐谷入口西側の山。宮滝から吉野川を隔てて南正面の山。
【故地名】み吉野
【故地名読み】みよしの
【現在地名】奈良県吉野郡吉野町
【故地説明】→吉野
【地名】吉野:象山
【現在地名】奈良県吉野郡。ただし、万葉集では同郡吉野町宮滝を中心とした一帯をいうようである:奈良県吉野郡吉野町宮滝の南正面に望まれる山