歌詳細

あしひきの山にも野にもみ狩人猟矢手挟み騒きたり見ゆ

項目 内容
番号 6-927
漢字本文(題詞) 反歌一首
漢字本文 足引之山毛野毛御獦人得物矢手挟散動而有所見
漢字本文(左注) 右、不審先後。但、以便故載於此次。
読み下し文(題詞) 反歌一首
読み下し文 あしひきの山にも野にもみ狩人猟矢手挟み騒きたり見ゆ
読み下し文(左注) 右は、先後を審らかにせず。ただ便をもちての故に、この次に載す。
訓み あしひきのやまにものにもみかりびとさつやたばさみさわきたりみゆ
現代語訳 あしひきの山にも野にも御狩に従う人たちが、獲物をねらう矢を手に抱えて盛んに行き交っているのが見える。
現代語訳(左注) 右の歌は他の歌との前後関係がはっきりしない。ただ便宜によってここに載せる。
歌人 山部宿禰赤人 / やまべのすくねあかひと
歌人別名 山部宿禰明人
歌体 短歌
時代区分 第3期
部立 雑歌
季節 なし
補足 山部赤人/やまべのあかひと/山部赤人【山部宿祢赤人】
詠み込まれた地名 不明 / 不明