歌詳細

沖つ波辺波を安み漁りすと藤江の浦に船そ騒ける

項目 内容
番号 6-939
漢字本文(題詞) 反歌三首
漢字本文 奥浪邊波安美射去為登藤江乃浦尒船曽動流
読み下し文(題詞) 反歌三首
読み下し文 沖つ波辺波を安み漁りすと藤江の浦に船そ騒ける
訓み おきつなみへなみをやすみいさりすとふぢえのうらにふねそさわける
現代語訳 沖の波も岸の波も穏やかなので釣をすると、藤江の浦に船が入り乱れていることだ。
歌人 山部宿禰赤人 / やまべのすくねあかひと
歌人別名 山部宿禰明人
歌体 短歌
時代区分 第3期
部立 雑歌
季節 なし
補足 山部赤人/やまべのあかひと/山部赤人【山部宿祢赤人】
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】藤江の浦
【故地名読み】ふじえのうら
【現在地名】兵庫県明石市
【故地説明】兵庫県明石市藤江付近の地。播磨灘に面する海岸。沖に鹿の瀬と呼ばれる漁場を控えている。
【地名】藤江の浦
【現在地名】兵庫県明石市の西部藤江の地